リコーのレンタルサーバー
レンタルサーバーにおいて、
個人ではありえないのですが、
法人向けで、RICOH(リコー)のレンタルサーバーを利用しているクライアントから、
WordPress関連の業務を受注することがあります。
リコーと言ったら複合機のイメージしかないですが、
その分野ではトップランナー。
“ご一緒にレンタルサーバーもいかがですか?”商法といった具合か、
「ITKeeper」という名前でWebホスティングのサービスもラインナップしています。
WordPressでのメディアのアップロードファイルサイズ
WordPressで、メディア → 新規追加と進むと、
アップローダーの部分に
“最大アップロードサイズ:●MB”
と記述があります。
この部分の記述は、レンタルサーバー会社によってまちまちで、
リコーのWebホスティングでは、デフォルトで(何も変更していなければ)2MBとなっています。
リコー・Webホスティングサービスでの変更方法
作業前確認
ITKeeper・Webホスティングの管理画面にログインして、
管理画面トップページの、[PHP設定]をクリック。
PHP設定ページで、
[phpinfo() ページを表示]をクリック。
phpinfoページにおいて、
「Master Value」の列は、リコー・Webホスティングサービス全体としてのデフォルト設定値です。
「Local Value」の列は、契約者ごとに変更できる項目のその設定値がどうなっているかの表示です。
ここで、
「upload_max_filesize」の行を見ます。
「Master~」も「Local~」も“2M”となっています。
変更作業
例えばで、30MBに変更するとして、以下説明です。
パソコンのローカル環境において
テキストエディタ―を開いて、
post_max_size = 40M
upload_max_filesize = 30M
と記述して、
ファイル名を、「user.ini.txt」として保存。
リコー・Webホスティングの管理画面において
Webホスティングの管理画面にログインして、
管理画面トップページの、[ファイルマネージャ]をクリック。
ファイルマネージャページで、
「httpdocs」のディレクトリを開き、
その直下に、「user.ini.txt」をアップロードする。
アップロードした「user.ini.txt」ファイルのメニューボタンから、
[名前変更]をクリック。
名前を「.user.ini」に変更して、
[OK]をクリック。
作業後確認
作業後に、
上述のphpinfoページを開くと、
「upload_max_filesize」の行の「Local~」が、30Mに変わっています。
これが変更ができた証しです。