ネイティブ広告の概要
最近よく聞く“ネイティブ広告(ネイティブアド)”という用語。
ここ数週間のあいだで、広告会社さんとの打ち合わせで概要を把握できたので、
まとめてみます。
“ネイティブ”の日本語訳は“自然に”です。
自然に出ている広告が、ネイティブ広告になります。
自然に出ている、イコール、
いかにも広告ですという風には見えない、ということになります。
具体的な説明としては・・・
紙媒体に、記事広告(タイアップ広告)という広告メニューがありますよね。
普通に原稿が書かれていてさも記事のように見える。
けど端を見ると“これは広告です”と書かれている、と。
これのネット広告版がネイティブ広告にあたる、
と言うと分かりやすいかと思います。
ネイティブ広告の具体例、まとめ
ネイティブ広告の具体例を挙げると・・・
ニュースキュレーションのスマホアプリ「グノシー(Gunosy)」
赤枠の部分が広告になっています。
さも普通の記事のように見えますが、“Sponsored”(緑線部分)、
つまり、広告ですとあります。
こちら、知らなければ、普通のニュース記事の見出しかと思ってタップしていますよね。
よくできているなぁと感じた次第です。
他には、例えば、Facebook広告・・・タイムラインに表示される広告も、
ネイティブアドと言われていたりします。
ネイティブ広告とは、
特定の出稿に関する技術要素があるわけではなく、
何か固有名詞というわけでもなく、
見た目的にいかにも広告のように見えないかどうかによって付けられる呼び名、
というのが結論になります。
ですので、
例えば、Yahoo!やGoogleの検索結果の上部に表示されている検索連動型広告も、
今はそうは呼ばれていませんが、今後、表示の仕様が変わって、一般大衆的に広告っぽく見えなくなれば、
その時にはネイティブ広告と呼ばれるかもしれない、というわけです。